そろそろ10年が経ちます。
この10年の間にできたこと。
大学院を卒業できた。
就職できた。
ある程度仕事ができるようになった。
好きの世界の人たちと出会えた。
大阪で生活できた。
たくさんの人と働けるようになった。
我慢できるようになった。
苦手なことが減って得意なことが増えた。
友達が増えた。
パリに行けた。
神戸に引っ越しできた。
父と働けるようになった。
書き出すと、まあまあ悪くないような気もする。
もちろん、できなかったことを書き出したら同じかもっとあるかもしれないけれど。
過度に期待をせず、かといって過度に悲観しない。
いつしかそんな中庸をいくようになってしまったけど、
それはそれで悪くないような気がしています。
誰かの相談に乗るとき、滅多に相手に同調しない癖があります。
本当にそれでいいの?と問いかけることが多い気がする。
ただ気持ちをぶちまけたい人にはもちろん同調してあげるけれど。
多分、気持ちの持ちようで物事はどうとでもなると思ってる。
どうしようもないことはどうしようもない。
明日、自分がどっちを向いていたいか、をどんな嵐の中でもどこか一部分冷静に考えられたらいいなと思う。
10年前、この毎日がいつまで続くんだろう、とびっくりするくらいひんやりした気持ちで考えていた夜のことを思い出す。
こんなに辛い一日だけど、明日に比べたら今日の方がマシなんだろうな、と思っていたことも忘れない。
あれから10年、少しは強くなって、いろんなことが起きても一拍おいて受け止めることができるようになった。
でもまだ、感情に過敏に反応してしまうから、これをどうにかできたらいいのだけど。
次の10年はもう、そんなに甘くはないから、本当に心していかないと、と思いながらここ数日を過ごしています。