‘ame’ soap

リハビリ代わりのように、毎日のように石鹸を作っています。
手作り石鹸を作ったことがある方はご存知だと思いますが、石鹸はオイルと苛性ソーダと精製水で作ります。
オイルは温めて、苛性ソーダと精製水の水溶液は混ぜるととても熱くなるので冷やして、どちらも同じくらいの温度になるようにして、混ぜていきます。
何年も作っているので、だいたいのタイミングはわかっているのですが、こんなに毎日続けて作ると、自分でもびっくりするくらいタイミングが読めて気持ちがいい。
このまま何ヶ月か続けたら、それこそ職人になれそうです。
石鹸を作るときは、もちろんある程度イメージをして作り出します。
まずはオイル。
基本の石鹸はオリーブ、ココナッツ、パーム、そしてキャスターオイルのミックス。すこし贅沢に、と思うときは、マカダミアオイルやヘーゼルナッツオイル、アボカドオイルや太白胡麻油を使います。あとはスクラブ効果を足したいとか、しっとりさせたい、とか…
それと色や模様、香りです。
私自身はここのところは切れ端やできの悪いのを使うことが多いせいか、あまり見た目にはこだわっていなくて、シンプルなものの方が好きなくらい。
石鹸の効用や使い心地に関係のないものはあまり使いたくない、というのが、最初のころからのこだわりで、できる限り鉱物系の色素も使わないようにしています。
でも、去年初めてリクエストを受けて石鹸を作る、という経験をして、少し考えが変わりました。
鉱物系の色素をあまり使いたくないのは変わらないのですが、見た目、もきれいに越したことはないし、わあ!と思ってもらったり、使うたびに嬉しく思ってもらえるならそれに越したことはありません。
そしてなにより、石鹸のリクエストを下さったのが、憧れの人たちだったので、あの経験はわたしの石鹸作りにすごい影響を与えてもらいました。
いま作っているのは、いくつか試作品を兼ねたお見舞いのお返し用、それといままで面倒がって作らなかった少し凝った石鹸です。
11月にカレンダーと石鹸、ソルト、そして間に合えばもうひとつ、新しいamelaboの作品を付け加えて、見にきていただける場を作るつもりでいます。
もしご都合があえば、どうぞ見にきてください。
日時はいま、相談中。
決まり次第お知らせします。