placemat

私にしてはめずらしく、今年のことを去年のうちに考え始めていました。
今年作りたい物は、あれとあれとあれ。
したいことは、あれとあれ。
そのうちの一つがこの紙のプレイスマット。
フォークとナイフを置いたようなデザインで、
お皿を置いたときにその縁取りが見えたらいいなあ、と
去年なんとなく描いた落書きから始まったデザインです。
それをホンモノに(印刷していくことのこと)するにあたり、
子供っぽくならないように、なにかのまねにならないように、
自分らしく、でも、自分自身もにんまりできるように、、、
そんなことを考えだしたら、もうなにも思いつきません。笑
輪っかを重ねたらダーツの的か鳥よけみたいになるし、
イラストを描くと子供っぽくなるし、
うんうん悩んで文字を書こうと思ったけれど、
こんなところに格言めいたことを書くとげんなりするよなあ、とか。
それはいつも思います。
私は格言が好きですが、それはしばしば大仰で説教臭かったり、
青臭かったりする物です。
(だからダイレクトに心に入ってくることが出入るのだろうけれど)
そんなのは部屋の片隅や、本棚や、大事に、何気なく、
どこかに飾ってあればいいと思っています。
その気配を感じることができるくらいのニュアンスの物がかければいいのだけど、
と思って、思って、思って、思って、、、、
思いついたのがアルファベットの頭文字順の食べ物の単語。
you are what you eat
(あなたはあなたの食べた物でできている)
そのくらいの言葉だと重くも軽くもないかな、と思いました。
(事実、私たちの身体は、私たちが食べてきた物でできている、ということは
改めて考えると、本当にいろいろ思うところがあります。)
去年一年、はじめてプロダクトを作って、お客様にお買い上げしていただいて、
自分が何を作りたくて、それが作るほどのことがある物なのか、
買っていただけるほどの物なのか、とずっと考えてきました。
答えはでていないけれど、なにかのまねだったり、
何かの代わりだったら、わたしなんかがわざわざ作ることはない、ということ
だけは心に決めています。
自分が欲しい物を、作らせてもらっている、という気持ちでいるうちは、
こうして何かを作らせてもらえたら嬉しいなあと思うのです。
今回もデザインはfridge. のnaoさんにお願いしました。
彼女が、©amelabo とつけてくれたことが、新たな門出のような気がしています。
画用紙のような質感の紙で、気をつけて使えば数回は使えそうな
物にしています。
サイズはB4.
5枚セットで販売させていただきます。
とりあえずは14日、15日の芦屋のCHECK&STRIPEさんで。
当日、カフェご利用でケーキをご注文いただくとマットが付いてきます♡
わたしも15日は在店しています。(お昼過ぎまでだと思いますが、、、)
新作のバッジも置かせていただきます。
もしよかったら覗きにきて下さい。