12年前の今日、朝はやくに母が亡くなりました。
あら、私死んじゃうの?とか思っていたんじゃないかなあと思います。
とにかく教育ママで厳しくて、自分の考えをごりごりに押し付けてきた姿はほとんど薄れ、
私に記憶の中には、病気になってからの、まるで子供に戻ったみたいな、
のんきで朗らかでばかばかしい話だけしていた姿がほとんどを占めています。
いつも書いているけれど、
思いがけないいいことがあったときは、それは母からの贈り物だと思っています。
反対に、思いがけないいやな事があったときも、母からの注意だと思っています。
そうすると、なんとなく気持ちがすとんとする。
年を越すあたりから、ちょっと心配なことがあれころとあって、
眉間にしわが寄ったままでした
そうやって過ごしているからか、ちょっと他のストレスがかかると、
あっという間に具合が悪くなってしまって、ここのところそんなことを繰り返していて
ちょっと落ち込んでいたのですが、
それも、気持ちの持ちようでなくなるんじゃないかなあと、少し前向きに思っています。
昨日はこの世の終わりくらいつらい頭痛の中で、四面楚歌なきもちだったのだけど。
これも母のプレゼントかな。
今日はいろんな久しぶりの人からのメッセージやお電話が多い一日でした。
かつて家族のように朝から晩まで毎日一緒に働いていた頼りになる仲間達から
嬉しいニュースや頼りになるお知らせや、いろいろ愚痴も心配事も
きいてもらって随分すっきり。
頼りになる人たちから、大丈夫、大丈夫、と言ってもらうことが
こんなに心強いのかあ、としみじみ思いました。
わたしのいいところも、おなじくらい悪いところもだめなところも
知っていてくれている人たちだからだろうな。
これもプレゼントかなあ、と思いながら
ずっとできていなかった部屋の模様替えをぱぱっとしました。
あれから12年。
本当にあっという間。
こうして父が元気でいてくれることが本当にどれだけありがたいことなのか、と改めて思います。
けんかばかりしていないで優しくしないと。
そんな12回目の命日でした。