GWの思い出2

わたしのGWはカレンダー通りだったので、連休は5月に入ってからの5日間でした、
とびとびの間にも楽しいことが盛りだくさんでした。
今年は全くリースが作れなくて、毎年作り続けていたミモザのリースも
作れないまま季節が過ぎていって、日頃にお花を飾る気持ちにもなれないでいたので、
偶然見つけた平井かずみさんのワークショップには、迷うことなくすぐに申し込みました。
友人が東京でお花を習っていて、いつも素敵なスタイリングを見せてもらっていたから
いつか関西でそんな機会があればなあと思っていた矢先のこと。
とっても美しくかわいらしい平井さんは、
予想を嬉しく裏切ってくれる熱いパッションとトークの
ますますかわいくて素敵な方でした。
情熱と迷いのなさと、そして気力体力!
そんなものをひしひしと感じました。
大人になってから唯一続けている中国茶のお稽古があるのですが、
その先生からいつもお茶を通して、律する心や、気持ちを強く保つことを
鍛錬することを教えていただいていると思っているのですが、
先生にいつも感じる熱い情熱とひたむきさと迷いのなさを、同じように感じました。
その時そのときに全力と気持ちを注いでいる姿を見ると、
背筋が伸びる気持ちです。
出来上がったスワッグはとてもかわいらしく(わたしには少々かわいすぎるかもしれない)
リースよりも気軽にできるから、これは定期的に続けていけたらなあと思っています。
先生のきゅきゅっと何カ所か直していただいたのがかなり効いていると思うのだけど。
それが29日のこと。
帰りには大好きなお店に立ち寄り、楽しい話をあれこれ。
この間、年に4回くらいくるよね!と鋭い指摘をしてくれた彼女。
確かに、、、、大好きなあのお店にはわたしは大体年に4回くらいふらっと立ち寄っています。
親しい友人の、親しい友人、ということもあるからなのか、
彼女の独特の距離感と観察力なのか、いつもドキッとすることを言ってくれる。
そして、いつも必ずどうしても欲しくなってしまうものに出会えてしまう。
この日は、年に4回ほど行く中で、ほぼ毎回チラ見していたものを。
そして数日前にお茶のお稽古でたまたまご一緒できた方とばったり再会。
すっかり打ち解けて楽しく、そしてこのかたとは後日また違うところでばったり。
この短い数日の間に3回も出会うなんて、きっとご縁があるんだろうなあと、
ますます嬉しくなって帰りました。

そして30日は仕事のあと、大阪へ歯の治療に。
そのあとは、うれしいお食事の約束。
約束までの間に久しぶりに3年前まで暮らしていた新町のあたりをぶらぶらと。
家の前にはもう建設予定だった超超高層マンションが完成していて、
公園は相変わらずで、
好きだったお店がなくなっていたり、
変わらずあったり、
わたしの住んでいた部屋の窓には全く違う色のカーテンがかかっていて、
(当たり前だけど)
すぐ近くに友達が住んでいたマンションにはもう彼らはいないんだなあとか、
いろいろ思い出しながら歩いていました。
御堂筋や心斎橋筋商店街からほんのそばなのに、わたしの暮らしていた街は比較的静かなエリア。
あまり変わっていなくて、でもよく見れば変わっていて、
変わっていても変わっていなくても、なんだかとっても切ない気持ちになりました。
大阪で4年暮らしたことは、私にとってなくてはならない貴重な体験をした日々だったなあ。
いまだに、わたしは大阪のあのあたりの方がなじみがあるように思っている気がします。
思えば、いろいろ作り始めたり、たくさんに人に出会い始めたのはあの町に住んでいたからこそだったのだろうな。
心の中の師匠たちとおいしいご飯を食べて、わらってわらって、本当に楽しい夜でした。