九月

あっという間に九月。
ほぼひと月、病院と実家で過していて、
時間の過ぎ方が今までとあまりにも違って戸惑っています。
病院にいたときのことなんてほとんど覚えてないくらい、、、
そろそろ体力をつけないといけないなと思っています。
自分ではほんの何日間か休んでいるだけのつもりが、
すっかり筋力がなくなっていて驚きます。
石けんも作りたいし、そろそろカレンダーの準備も始めたいところ。
9月になったら、と思っていたので、週明けからそろそろ始めたいと思っています。
仕事の仕方も考えていかないといけないし。
そんななか、石けんのお問い合わせを頂いたり、とても嬉しく思っています。
ありがとうございます。
八月最後の日にとても嬉しい小包が。
夏を楽しいと思った記憶が大人になってからほとんどないのだけど、
手紙の主はいつも楽しい夏を思い出させる人で、
包みの中には楽しかった遠い夏の思い出と優しい手紙が入っていました。
私はついつい格好を付けた言葉を使ってしまいがちです。
そのせいで本当に伝えたいことが伝わってないことがあるような気がします。
でも、最近、本当に温かい言葉や嬉しい言葉をもらうことがあり、
その言葉は、言葉以上の重みを持ってるなと思うのです。
文字と写真だけで、心を通わせてきた友人が送ってくれた美しい布花やさりげない心遣い、
長いこと一緒に働いてきた優しい同僚の心からのカード、
何年も会っていない遠くにいる親友の優しい言葉、
言葉があまり通じないはずの遠い国の友人が日々送ってくれる言葉と写真、
尊敬する先生からの暖かく、力強い言葉、
そして10年以上のときを経て戻ってきた写真集と手紙。
もっと丁寧に生きなければ、と改めて思います。
上手に言うのではなく、心からの言葉を紡ぎだせる人になりたい。
語りすぎず、かといって格好を付けず。
そんなことを思いながら、彼の送ってくれた珊瑚と石を眺めていたら、
あのアホみたいに暢気で、そのくせアホみたいに絶望的だった大学生の頃、
歌ってくれたやさしいうたを思い出しました。
「あなたにも、がんばれ。」