I’m vary happy

 I’m vary vary happy
と、喜びにあふれたLINEが送られてきた。
タイにいる兄弟のような友達からのLINEです。
veryでもvaryでももういいや、喜んでくれてるのは伝わるんだから。
カメラ日和の掲載が決まり、何枚かIGとこれまでの写真を送ってくださいと言われたときに
一枚だけこれは載せてくださいとお願いしたものがあります。
いつも部屋に飾っている蝶がとまった手の写真。
個展のときも飾っていた写真。
これはタイでケーキ屋さんをしつつ、インテリアデザイナーをしつつ、
グラフィックデザイナーもしている友達が送ってくれた彼の撮った自分の手の写真。
たしか、初めて石けんをdieciさんで扱ってもらった日でした。
撮りたての展示の様子の写真を地下鉄から彼に送り、彼からはこの写真が送られてきて、
お互いにお互いを、なんて素晴らしいの!!と褒め合ったのをよく覚えている。
いつも書いているけれど、母国語で話すほどコミュニケーションはとれない。
伝えたことが伝わっているかを確かめる術はない。
(日本語でもそうだけど)
私の方がまだ英語が得意。
彼が長い文章を書くことは少ないけれど、そのぶん自撮りの写真を送ってくれる。
短い簡単な英文とスタンプとたくさんの写真で私たちの関係は成り立っています。
1年に満たないけれどほぼ毎日続いている2500枚を超える写真と言葉のやり取り。
とってもきれいな手をしているので私は彼の手が大好きなのですが、
I like your hand.
そう書いたら、手の表と裏の写真をすぐに送ってくれるような人。
よく誤解されるけれど、私たちをつないでいるのは恋心ではありません。
奇跡のようにして出会えた、これまでにあったこともないくらい自分によく似た
まるで自分のような相手なのです。
確かめたことはないけれど私たちはお互いを自分のように思っているのだと思う。
自分がしてほしいことを相手にしたら、ものすごく喜んでくれて、
してもらって嬉しいことを相手がしてくれる、そんな幸せな関係です。
不得意な英語でも、奇跡的に同じ言葉を使うことがある。
少しの沈黙がお互いの少しの心の揺らぎだと感じることができる。
もちろん、言葉が通じる相手でそんな大切な友達がいます。
でも、彼は言葉があまり通じない中でほとんど気持ちだけで繋がっている。
そのことがいっそう他の人との関係の大切さも教えてくれる。
だからきっと、一日の終わりに、手の空いた時間に、
旅先で、日常で素敵なものを見つけたときに話しかけてしまうのだと思う。
前にインテリアの雑誌に載ったときに誌面の写真を送ったら
とても喜んでくれたのだけど、
hand??とおくられきました。
誌面にはこの写真が飾られている場面は採用されなかったのです。
それをとっても悲しんでいたので、今回はお願いしてこれは載せてもらいました。
いつか会えるかなあ。
できれば今年の間に会いにいきたいけれど、私のタイ語の勉強はちっとも
進んでいないし、彼の英語の勉強も進んでないだろうから、
私たちは会いながらもLINEして話すんだろうなあ。。。
You make me happy.
I’m proud of you.
I like all you make.
I miss you.
Thank you.
Good night.
see you.
Take care.
簡単で幸せな言葉。
How happy I am!!