連休の後半

SDカードリーダーを持って変えるのを忘れて全く更新できなかった
連休後半でした、、、、
この写真は雨のflameさん。
磨りガラス越しの緑が本当に本当にきれいでした。
2年前のこの時期、ここから部屋の主役のようなテーブルを迎えました。
wombさんの古道具展はあれから3回目。
毎年こっちに引っ越してきたことを思い出させてくれます。
1年に一度、同じ頃、同じ場所で出会えるってなんだかいいなあと思います。

そしてこの日はstolo https://www.facebook.com/pages/stolo/578118818882951
の川西さんにお願いしてたガジュマルがやってくる日でした。
沖縄で大きな大きなガジュマルを見て、言葉では言い表せないような気持ちになりました。
そのときに、帰ったらガジュマルを買おうと決めて帰ってきました。
神様がいそうなガジュマルは到底無理だけど、でも少しでも大きめのものが欲しいなあと
思って探したのだけど、時期が悪かったのか(1月2月、、、)ガジュマルそのものが
売ってなくて、大きめなんてとても無理、、、とあきらめかけました。
が、そういえば!と、IGでとっても素敵な植物を扱ってる方を知っていることを思い出しました。
いつも少し変わったかっこいい植物が、とてもきれいに、いきいきと写っていて
素敵だなあと思ってみていた方です。
そのstoloさん、個展に来て下さってお会いしたことがあったこともあって、
図々しくもお願いをしてしまいました。
そして選んできて下さったのが、小さな森のような大きめのガジュマル。
こんもりしていて、葉っぱも生き生きとしていて、とってもかっこよくてかわいらしい!
私の部屋にきたグリーンの中では最大だから、その存在感がなんとも頼もしくって
視界に入るたびに嬉しくなります。

stoloさんはものすごく穏やかで優しい方で、多肉やエアプランツも咲かせてしまう人。
もちろん植物を扱うお仕事をされているから、そのプロフェッショナルだから
当たり前なのかもしれないけど、でも、単にそういうことでなくて
植物が本当に好きなんだろうなあというのがとっても伝わってきて
いい人にお願いしたなあと、益々嬉しくなってしまった。
この人にお願いしたら大丈夫!が増えていくのは
もしかしたら一番嬉しいことかもしれない。
とっても好きな一節があります。
何度も書いたことがあるけれど。
この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない
世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、
それぞれまっすぐに立っている。
きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。
それを喜んでいる。世界の方はあまりきみのことを考えていないかもしれない。
でも、外に立つ世界とは別に、きみの中にも、一つの世界がある。
きみは自分の内部の広大な薄明の世界を想像してみることができる。
きみの意識は二つの世界の境界の上にいる。
大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、
きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、
一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。
たとえば、星を見るとかして。
                 『スティル・ライフ』(池澤夏樹 著)より
個としてもこの一節は20代の頃からずっと好き。
そして並んで立つ2本の木がどんどん広がって美しい森のような世界で生きていきたい、
と心から願っています。