仕事でかかわった人と、またね〜と見送ってもう二度と会えなくなる経験をこれまでに何回かしています。
元気な後姿もガラス越しに見送った姿も覚えているから
それぞれのお顔とかやりとりとかを思い出すといまも切ない。
いつがその最後のまたね、になるか分からないから、
どんなにお元気な人でも、たとえ若い人でも見送るときはいつも少し切ない。
昨日、また暖かくなったら!と送り出した時のことはきっと忘れないと思います。
また春にお元気な姿で会えても、もしかしたらこれが最後になっても。
そして、またどこかで会えるだろう、と思っています。
うまく言えないけれど、こんなにも別れるのが切ない人たちとは
またいつか会える気がする。
私は宗教は嫌いだし、スピリチャルなことも信じたくないけれど、
来世はあるような気がします。
そうでないとこの回収しきれない気持ちとか出会いはどうしたらいいんだと思うから。
袖触れ合うも他生の縁、という言葉通りに思っている。
そしてそれが救いになっています。
しばらく全く日記を書けていなくて、そして書きたいことも、書き留めておきたいことも
たくさんあるのに、時間と気力がなくてどんどん毎日が過ぎていきます。
東京のイベントのこと、カレンダーの通販で嬉しかったこと、
阪神でのイベントのこと、そしていま私が向き合っていること、
書きたいことたくさんだけど、とにかく今どうしても書いておきたかったのは
昨日の出来事でした。
この4年、今の仕事場でいろんな思いをしながら、迷いながらもひとつひとつしてきたことが
多分ぎりぎりのタイミングで人の人生の役に立てた瞬間のひとつだと思っています。
正解かどうかはわからないけれど。
そうこうしている間にも、私が自分で決めたタイムリミットまであともう少し。
今年の間はこれまでの続きでいいけれど、年が明けたらもう次のドアを開けよう、と決めて
今年を突っ走ってきました。
どうしてこんなに詰め込んでいるのかと、自分でも思いますが
自分自身の気持ちも、状況も、そして頂いたお仕事のタイミングも、
これは追い風だろう、と信じて走りきる決心をしてやってきました。
amelaboとして活動を始めた4年前とは明らかに本職の量も質も変わっています。
これからはもっと変わっていかないといけない中、
こんなにやりきる機会をどんどんいただいたことは、ありがたい以外の何でもありません。
今しかできないことばかり。
阪神百貨店さんはわたしが仕事をしながらのことになるのをご理解いただいた上で
たくさんのお仕事をさせてもらいました。
仕事以外の時間でしか対応できないから、打ち合わせも締め切りも少し前倒しに
してもらわないといけません。
本当にありがたいことだと思います。
手伝ってくれる友人たちも、今年はそれぞれ変化の年だから甘えてはいけない、と
自分に言い聞かせ、できること、できないことを常に判断しながら進んできました。
阪神百貨店のいろんな部署にamelabogirlsやboysができて、本当に夢みたいなことがたくさんできました。
ひとつひとつ積み重ねて、ひとつひとつ初めて終わって反省して、次にチャレンジする、ということを
こんな短期間でさせてもらって本当に夢のようです。
大成功しないと意味がない、ときっと私が過去に言ったから
イベントをするたびに、大成功しますように!とコメントをもらうけど、
今はそれが少し恥ずかしい。笑
もし大成功、という言葉を使うなら、それは大盛況という意味ではなく、
来てくださった人が、かかわってくれた人が純粋に嬉しい気持ちになってくれることが
大成功だと思っています。
綺麗事のようだけど、本当にそう思う。
わたしがこんなことをさせてもらえるのは、みなさんのおかげだから
この嬉しい気持ちや楽しい気持ちを全部返したいと思っています。
インスタグラムは人生のおまけ、とよく言ってますが、本当にそう思うし、
そのおまけにたくさんのことをもらいました。
おまけの方が大きいくらいになっていますが、だからこそ返していきたい。
amelaboのことは長く続けていきたいのです。
長く続けていくために、ピークは作りたくないなあと思っていましたが、
今年はあえてピークを作りました。
いろんな手応えと至らなさを感じながらまだピークの中にいますが、
次にしたいこともやっと形として見えてきて、覚悟もできつつあります。
それはまたゆっくりと年末年始に、、、、