あっという間にまた1ヶ月

またあっという間に1ヶ月経っていました。
あっという間だったような、すごく長い時間がたったような。
大きな出来事がありました。
父が始めた歯科医院を引き継いで、一応院長になりました。
(でもべつにそれは今の所あまり変化はありません)
歯科医師であることをインスタグラムに書きました。
わたしにとってはこっちの方が大きな出来事だったかもしれない。
だって、ずっと仕事のことは書いてこなかったから。
仕事のことを書かなかったのにはいくつか理由があって、
複雑に絡まっているから一言では書けないけれど、最初の頃は
何をしていたって私は私なんだから、仕事のことは聞かないで!と思っていました。
それにインスタグラム自体、今よりももっと匿名性が高かった。
でも途中から、正確には5年くらい前からは、いつかは趣味のことと仕事のことを
一つにしよう、と心に決めていました。
仕事はもうすでに10年以上休まずずっと続けているから、
私にとってはある程度ルーティーンです。
どんなに調子が悪くても合格点を出す方法が身についていると思います。
うまく言えないけれど、それが仕事というものなんだな、といろいろ経て
そう思うようになりました。
遊びに行って具合が悪くなって仕事を休むようなことがあってはいけないように、
趣味のせいで仕事に支障をきたすわけにはいきません。
amelaboのことをはじめたとき、仕事の支障をきたさない範囲で、と自分なりにルールを
決めました。
そもそも振り返れば、私がamelaboとして初めて個展をした2013年は
体を壊して入院したのちで、そのリハビリも兼ねていました。
入院することが決まる前に秋に個展をさせてもらうことが決まっていたので
とても迷ったけれど、入院は8月だし、個展は11月ならちょうどいいはず!と
決心したことを覚えています。
得意なことなら、どんなことになっていても頑張るだろうと思ったのです。
実際、退院後はなかなか体力が戻らなくて、仕事に復帰するのにも
すごく時間がかかりました。
個展をすると決めていなかったら、自分になかなか鞭打てなかったのではないかと
思います。
一番辛かった時期は、石鹸を作ったり、得意なパッケージのことしながら過ごし、
ちょっと良くなってからは仕事を午前だけ復帰して、午後は個展の準備をしていました。
そうそう、本当は大阪の職場にも少しは戻るつもりだったけれど、
なかなか目処も自信もがつかなくて、結局そのまま戻れなかった。涙
話せばものすごーく長くなりますが、
amelaboのことをしながらわたしはいろんなことを克服しようとしていました。
その頃、一度は雇われとは言え院長をしたこともあり、
まあまあ一通りは一人前にやっとなったところだったのもあって、
仕事は体力が戻ればどうにかなるだろうと思えたけれど、
肝心な体力と気力が、思った以上に損なわれました。
そのとき、この不自由な時間を利用して、好きなことを頑張って、
どうにか元の元気な自分を取り戻そう、と思ったのです。
2015年くらいまで、私の活動はそんなリハビリ的な意味合いが強かったです。
2016年は随分体力も回復し、仕事の分量を多くし、amelaboはワークショップを始めました。
そして2017年は年始に翌年に院長交代することを決めて1年を過ごしていたので、
できる全てをしよう、と心に決めていました。
仕事は変わらずしながら、阪神百貨店のお仕事と、時折ワークショップ、
そして東京での催事参加、そして改装の打ち合わせや準備。
立ち止まるのが怖くて走り続けているような1年でした。
と、本題に入る前に長くなりすぎてしまい、何が書きたかったのか
よくわからなくなって来た。笑
改装は不安でいっぱいだし、手続きも大変だったし、
そしていろんな環境を整えるのも(お知らせのものとかHPとか)も
十分ではないけれど、4月にスタートなんだから、その時に公表しよう!と
決めてほぼ見切り発車で仕事のことも書きました。
仕事は仕事、趣味は趣味というスタンスでしていくには私にはどちらも大切すぎるからです。
言葉を返せば、私は自分が思っている以上に仕事が好きだということです。
つづく