日常

本のことが落ち着き、ちょっと日常が帰ってきたけれど、帰ってきた日常はやっぱりコロナ禍です。当たり前のこと。
それでも、タイミングよく予約ができたので髪を切りに行く以外で初めて大阪に。
器の販売と、ジャムの販売。

インスタグラムを見ていると、最近は人気作家さんの販売は事前予約制になっていることが多く、それならコロナ関係なしでもちょうどいいかも、と思っていた矢先でした。
仕事が終わってだらだらインスタグラムを見ていたら、ずっといつか欲しかった佐藤さんの個展の案内。沖縄在住の作家さんで、なかなか作品に出会えないのです。しかも、土曜の夕方なら仕事の後に行ける!運良く申込めて、しめしめと思っていたら、数日後dieciさんのアカウントが、こちらも買えないジャムの予約の案内。しかも同じ日。
そして二つのお店は徒歩圏内。
運良く両方の予約を完了し、ウキウキとして土曜日を待っていました。
職業柄、コロナウイルスのおかげで外食や不要不急の外出は相変わらず自粛していて、県を跨がないようにもしています。でもどちらも感染対策はされているようだし、道中にもそんなに心配はない時間帯だったから、思い切ってえーいと。
でも、この夏の厳しさを忘れていました、、、、
思いがけずラバーダックが見れたのも嬉しい。(しかし暑かった)
dieci cafeは初めて個展をさせてもらった場所だから、やっぱりとても好き。顔なじみの人たちにも久しぶりに会えて(インスタで見ているので、そんなに久しぶりと思わないのも不思議)楽しかった。
そう、この日は患者さんと家族ではないひとたちにたくさん会えて、本当に嬉しかった。
コロナ以前に、開業してから2年間は本当に引きこもりがち(しないといけないことが多くて、なかなかアクティブになれない)で、やっと今年はそんな時間を取り戻していくぞーと思った矢先にコロナウイルス、そして本の製作。
引きこもり生活は慣れているから、それほど苦ではないけど、でもいつか終わるもの、の感覚があります。忙しいから引きこもっている感覚がどこかしらにあるので、本が(ほぼ)終わったら日常に戻れるような誤解をしていたかもしれない。
そうでした、私の非日常は少し終わったけど、世界は非日常のままでした。
でも、少しずつ変わっていくだろうから、その感覚もちゃんと身に付けておきたい。