花冷え

寒い。
また暖房をつけています。
すんなり暖かくなるとは思ってなかったけど、
ここ数日冬のような寒さ。
きょうは少し暖かいはずだけど、でも寒い。
花冷えのころはやせ我慢しても春の服をきてしまうから余計なんだろうなあ。
かといって暑くなったらまた辛いんだけど、、、、
昨日の室内ピクニックは本当に楽しかった。
レンズが汚れたまま撮ったから右下が汚いですが、
add:Painduce
http://www.painduce.com/add.html
のピクニックBOXをおがぴちゃんが買ってきてくれて、
写真には写ってないけど、かなちゃんがお手製オープンサンドを作ってくれて、
この会の正式名称、ミルフェの会、の主役とも言える
danielのミルフェ、そしてカヌレ。
おいしくて楽しくて笑いっぱなしで、おなかがいっぱいになったら
昼寝しそうなくらい(してる人もいた)くつろいで、
わいわい話して日曜日を過ごしました。

この間、かっこいい大人(とはいえ、10も離れてませんが、、、)たちの
かっこいい集いに参加させてもらって、それはそれは素晴らしくて、は〜〜〜と
なっているのですが、あめちゃんも気の合う仲間となにかしたらいいよ、と
言ってもらいました。
かなちゃんのお店でフリマをしようよ!と
なんともあのかっこいい集いからは比べ物にならない催しですが、
それでも、私の大好きな仲間となにかできる第一歩かなあと思っています。
秋か冬、、、、でもただのフリマではつまらないから、
もう少しなにか楽しいことができたらなあとわくわくしています。
こんな大人になって、こんな仲間ができて本当に嬉しい。
ミルフェの会はなんとなく発生した会で、
ダニエルの芦屋店限定の大きめミルフェを食べましょう、という
なんとも食いしん坊な目的の集まりです。
ミルフェは持ち帰り40分以内に食べてください、という
3、4人分の大きさのミルフィーユです。
季節ごとに果物が選べて、それはそれはとてもおいしく、そしてお買い得。
持ち帰りしかできないし、大きめなのでうちに集まって食べようよ!と
なったのがことの発端で、その後はガレットデロワを囲んだり、
リースを作ったりしながら美味しいものをいつも食べている。
それぞればらばらにゆるやかに繋がっていて、全員がそれぞれに同じ場所が好きで、
2年近くかかって全員がであって、ゆるく、楽しく、いい距離で友達。
子供のときの友達とは違う、大人の関係とも違う、
いい距離の友達で大人になってからの友達っていいなあとしみじみ思っています。

それにしても、私は友達に恵まれています。
いい人ばかり。
それも底抜けにいい人ばかり。
でも、ちょっとある不安にかられています。
いい人にしか友達になってもらえないんじゃないだろうか、、、、
その可能性が大きい気がして仕方がない。
大勢で過ごすのは子供の頃から苦手で、一人で遊ぶのはちっとも寂しくなかった。
大きくなってからも、いざとなれば頼れる友達がいたらそれで安心で、
最小限の友達でやってきた気がします。
その最小限の友達すらできなかった時代があります。
研究室の人間関係が理解を超えていて、部活もろくにしてこなかった
私には上下関係、しかもちょっと体育会系の上下関係が無理で無理で
もう諦めて、毎日指折りいつやめようかと思って友達を作る努力すらしなかった。
そのときそれを見かねたのか、優しくしてくれた先輩がいました。
僕を見ているようで心配だ、と、ジュースをおごってくれながら話してくれました。
僕はここにいるのは2、3年だからいいけれど、
きみはここで学位を取っていかないと行けないんだからもっと友達を作って、
先輩にも甘えて、一緒にご飯とか行かないといけない、
ぼくみたいになってはいけない、と言ってくれました。
それでも、わたしはもうやめる決意を固めていたので、その優しい優しいアドバイスも
有り難いと思いながらも受け流していたのですが、いろいろあって結局その研究室で
やっていく覚悟をして、どうにか友達を作り、どうにか気の合う先輩もできて、
夜中にラーメンをみんなで食べにいく楽しさも、
わいわいと大勢で夜通し運転してスキーに行く楽しさも、経験できた。
あれがなかったら、私は今頃もっとひどい人間だろうなあと思う。
そして、大橋さんの優しさもあのきったない談話室の夕方の光と一緒に時々思い出す。
でも、それでも、あの研究室での生活は本当に嫌だったなあ。
沈黙は金なり、みたいな世界。
賢い人って、思ってることを言わない。
だけど、今は思ったことを安心していっていい人たちばかり。
そして少し前を歩いている素敵な人たちもそう。
大丈夫、あんな風にならなくてもやっていける、と勇気が出ます。
あらら、また書きすぎてしまった。