amelaboworkshop

昨日のこの時間は初めてのワークショップでした。
写真のワークショップというにはおこがましく、
スマートフォンの、IGのワークショップ。
友人であるtoivoaさんのお店の一角を借りて開催しました。
http://www.toivoa-glass.com
これまでに個人的にいろんな人にスマートフォンでの写真の撮り方は教えてきて、
幾つかの成功例を実感し、今回のワークショップを企画してからは
仲間たちに生徒になってもらったり、いろんな人にちょこっと体験してもらってして
アドバイスをもらったりして練習を重ねてきましたが、やはり緊張するものです。
私のような写真を撮る撮り方を教えるのは、まあまあ簡単だと思うのです。
けれどそういうことではなく、その人らしさを残しながら何かエッセンスを伝えて習得していただきたい。
それは難しいことだし、できたかどうかは実は自信がありません。
写真はその人の視点そのものです。
視点は無意識/意識の思考の現れだと思います。
カメラでなくスマートフォンで撮る写真はさらにその要素が強いと思います。
パッと出して、サッと撮る。
でも、一工夫するとただの記録写真ではない写真を記録していくとができると思っています。
それを望んでいらっしゃるかどうかもわからないのですが、今回はそんなことを
お伝えできたらいいなあと思ってレクチャーしました。
そして、あまり決めきらずにいらっしゃる生徒さんによって変わる部分を残しておくように
心がけたつもりです。
一期一会の出会いを楽しんでほしい、
いつもはバーチャルな世界をリアルな世界で楽しんでほしい、
そんな願いからです。
私にとっては本当に楽しい時間となりました。
私がこんなに楽しんでいいのでしょうか、、、と申し訳ないくらい。
でも、お越しになったみなさんはそもそもが写真がお上手だったので、
内心ハラハラしっ放しでしたが、、、、
いつも写真を見ていて、思い切ってきました!とおっしゃってくださった方、
toivoaさんのお客様たち、何度かお会いしたことのある友人の友人、
いつも応援してくださっている優しい方、そしてもう5年くらいずっとお互いにフォローしている
IG友達との初めましてもあったりで、
私にとって、これ以上ないスタートでした。
本当にありがとうございました。
そしてこの場所でこのメンバーで開催できて本当に嬉しかった。
amelabogirlsと私は呼んでいるのですが、3人の頼りになる仲間が私にはいます。
その主任がかなさん。
toivoaの店主マコさんの奥さんで、私の活動をずーっと支えてくれているなくてはならない人です。
いつも一番近くで見守り手伝い支えてくれている人。
そのかなさんのご縁で知り合ったみわさんは、知り合って間もない2年前の通販の発送業務に
いきなりスカウトし、それ以来いつもずっといろんな形で手伝ってくれています。
ともさんは、3年前のdiecicafeでの個展で初めて在廊した時に、
こそっと、「私も青いスカートの制服でした、先輩」と囁いてくれたのが出会いです。
いつも何かする時は真っ先に駆けつけてくれ、出先でも出会うことが多く、
いつの間にかワークショップ友達になり、amelabogirlsにスカウトしました。
今回は企画の段階から彼女たちと相談して始めています。
手伝ってもらうのではなく、一緒に作り上げたワークショップです。
それは10月の個展の時の経験が大きかったと思います。
あの時、念願の喫茶をしよう、と思ったけれど、私にはどこかのお店の誰かに相談する余裕はなかったのです。
お願いをしたり、打ち合わせをしたりする余裕もなかったし、
関わる人が増えることでのあれこれに対応できる余裕がないと判断しました、、、。
それで喫茶は当初考えていたことよりも、ぐっと規模は縮小し、
お菓子はラクレさんにお願いして、お茶はウーフの大西さんにお願いして
みわさんとかなさんに教え込んでもらい、amelabogirls3人にカフェをお願いすることにしたのです。
それは、大成功でした。
私はあの個展の時、一度も後ろを不安で振り返ることがなかった。
私がする以上に、私がしたいことをしてくれているからです。
美味しいお茶を入れ、美味しいお菓子を用意し、
お越しいただいたお客様をご案内し、展示や商品のことで少しわからない素振りをされている人が
いたらそっと声をかけ、私の動きにまで気を配ってくれて、本当に嬉しかった。
会場を貸してくださったハオスさんたちが、飲食の経験があるの?と聞いてくれたほど。
あの個展を成功に導いてくださった金子さんが、後日の打ち上げの時に、
東京に行くとして、アメちゃん一人じゃダメだよ、みんなでこないとね、と言ってくださったほど。
そして彼女たちがいてくれるから、私は緊張も不安も楽しんでいつも以上、想像以上に
リラックスして楽しみ、来てくださるお客様をお迎えできたと思います。
そんなことがあっての、今回のamelaboworkshop.
今回のワークショップのお菓子は、amelabogirlsのみわさんにお願いしました。
彼女と知り合った頃に私にくれたジャムタルトがとーっても美味しくて忘れられなかったからです。
私は彼女のお菓子が大好きだから、本当に当たり前の気持ちで頼んだのですが
昨日の姿を見ていると、ああ、そうだよね!プレッシャーだったよね!と、
少し申し訳ない気持ちになりつつも、とっても嬉しくなりました。
お菓子は本当に美味しく、彼女らしい優しさに溢れていて、
みんな本当に美味しい!と喜んでくださいました。
あれは贔屓目を引いても、みなさんお世辞ではなかったと思います。
前日、主任とマコさんと搬入、設営をして、お茶の予行演習も済ませ、
当日の打ち合わせは、girlsに任せて私は最後に修了証を作らせてもらい、
タイムスケジュールを確認した程度で、あとはみんなに任せ、
私はレクチャーだけに専念させてもらいました。
でも、私が行き届かない時は、ささっと現れて手伝ってくれ、
時にはモデルになったり、一緒に撮影したり、
そしてお茶の時間になった時は、本当にあっという間にテーブルを別空間に仕上げてくれて、
私は振り返ってテーブルを見たときに、うわあ!と声を上げたくらいです。
みんながそれぞれを補い合いながら、気付いたことを迷いなく、
楽しみながらしてくれるからできることです。
私は知らないけれど、きっとお茶の用意の時もみんなの連携プレーは
今回も発揮されていたはず。
(その場面にいつも立ち会えなくて悔しい、、、、)
ちょっと泣きそうになってしまいました。
レクチャーしている視界の端にはみんなが見守っていてくれる様子がチラチラと見えます。
まるで授業参観してもらってる気分。
そしてお客様にお菓子の説明をするみわさんの姿は、私もみんなと一緒に見守り、
お客様と一緒にみんなで楽しんで、本当に美味しくて楽しい時間でした。
そしてマコさんにも、「見る」ということを一緒に話してもらえ、
本当にいい時間でした。
全部が全部繋がっていくよう。
私一人では、この企画はそもそも考えることもなく、
みんながしたいと思ってくれるならしたいんだけど、どう?と持ちかけたものです。
私一人では、あんな風にお客様をお迎えできないし、楽しんでいただけない。
みなさんがリラックスしてくれたのは、みんなのおかげです。
そしてお客様のおかげです。
わざわざ言葉にしてみんないいったことは多分ないけれど、
私たちの活動の目的は、ただイベントをすることではありません。
来ていただいた方に喜んでもらえて、そこに絵も言われぬ一体感があって、
それが達成感になり、次へと続いていくのだと思います。
こんなこと、誰に教わったんだろう、と思うけれど、
それはきっと私たちが大好きなお店がそんな姿勢で私たちに接してくれて、
それこそが私たちがそのお店が好きな理由だから、
言わずもがなで共通意識としてあるのだろうな。
私はこの活動を、場所を変え、形を変え、メンバーも時には変えながら続けたいと思っています。
いろんな人たちと関わりながら、この得難い気持ちを一緒に共有しながら
ゆっくりと私たちのペースで進んでいきたい。
いろんな形で見守ってくれている人がいることが、本当に心強いのです。
いつか参加したいです!と言ってくださる言葉が一番励みになりますし、
嬉しいことにこれまでに関わってくれた方たちも、見守り応援してくれていることも
本当に嬉しい。
私には至らないことがたくさんで、がっかりさせたり、寂しい思いをさせたり、
失望させたりしているかもしれないけれど、
時間がかかっても、できる限り、いろんな気持ちに応えて恩返ししていきたいと願っています。
最初の第一歩、来てくださった方はもちろん、たくさんの方のおかげで
無事開催できました。
まだまだ書き足りないけれど、とりあえずこの辺で。
次は多分、大阪市内で!!