結局スイッチが切れないまま、精一杯の一週間。
私は自分にピークを作らないようにしています。
それは結構口癖のように言っています。
ピークを作りたくない。
あの時が一番良かった、なんて言いたくない。
だからピークもゴールも作りたくないのですが、
毎回毎回何かをするときは、それが最後のような気持ちになります。
私はすごくいい先生たちと先輩たちに恵まれたのだろうなあと思う。
彼らに教えてもらったことを同じようにしたいと思ったら
そうしないと、そうしたって追いつかないからです。
ワークショップは毎回毎回、本当に夢心地でもう二度とこんなことない気持ちになります。
大げさかもしれないけれど、本当に毎回毎回そう思っています。
私に教えられることはそうたくさんはないのだけど、
写真のテクニックよりも、なんていうか、こうやって出会ったり、
何かを共有する楽しさをもっと知って欲しい気持ちでいっぱいです。
奇跡みたいにたまたま、でも会うべくして会う人たち、
何年も掛けて積み重ねていくもの、
いくつもの大きさも形も色も違う円(縁)が一瞬重なる瞬間、
そんな鳥肌が立つような瞬間は、望めば誰でも味わえることを
知ってもらいたいなあって思っています。
人前に出るのが全てではありません。
有名になるのが目的でもありません。
言葉にするのが全てでもなく、
人それぞれだと思っています。
感動をじっと心の中で噛み締める人もいたら、
直ぐに反応できる人もいると思うし、
ずいぶん経ってから気づくこともあると思う。
SNSは人生のオマケのようなもの。
私はそう思っています。
でもそんなオマケが私にたくさんのものをもたらしてくれました。
大きくしても、小さくしても、
遠くに行っても、近くでしても、
時にはどこに行かなくても、一人の時でも、
メールやコメントで、
いつも同じ気持ちにさせてもらっている気がします。