3weeks

3週間ほど前の清水寺。
iPhoneの中から飛び出たみたいにやってきた友達は、別れ際に、
僕は必ずまた来るし、いつでもこれまでみたいにlineもできるし、
こうやって会えたからこれからはfacetimeだってできるから寂しがらないでね、と
言い残して何度も何度も振り返って手を振って搭乗口に消えていきました。
寂しがるなって言ったって、四六時中一緒にいた相手がいなくなったら寂しいよ、
とよろよろと帰りのバスに乗り込んだら、さっそくiPhoneにいつものようにLINEと自撮りが。
I’m back
とかいてあったけど、そうそう、私たちにとってはこの関係の方が普通。
思わずくすっと笑ってしまいました。
思うに、私たちがお互いにもっと英語が話せたらこんなに仲良くなれたかなあと思うのです。
私たちの間には、誤解と語弊とよくわからないことと、説明しきれないことや
理解しきれないことだらけで、ずいぶんと曖昧だけど、
その曖昧さを補ってあまりある何かを共有しているんだろうなあ、という気がしてきました。
そもそも、もっと英語ができたら、もっと話さないといけないことができて、
それはそれで時に面倒で、途切れちゃったりしちゃうんじゃないかと思うのです。
(日本語でそう言うことが多々あります、、、、)
言葉って不思議です。