昨日のこと

寒波がやってくる前に大山崎に行っておいてよかった。
日曜日に行こうか迷ってる、と友達にメールした時に、日曜日は極寒だよ!と教えてくれてありがとう。
私は朝ドラを見ないので、(テレビもないし)まっさんの時に
盛り上がったのも知らないのだけど、
大山崎山荘がアサヒビールに譲り渡された経緯を読んでいて、
想像したらちょっと胸が熱くなりました。
大山崎山荘がレストランで、一度連れて行ってもらったことがある、と父が昔々にいってましたが、それは会員制のレストランだった時代のことみたい。
どんなんだったんだろうなあ。
隅から隅まで可愛らしくて、ロビーは荘厳で、素晴らしかったなあ。私は洋館が大好きです。
昔は芦屋にもたくさんあって、子供の頃に近所を自転車で走っていると、なんとも素敵な屋根のお家や素敵な窓の家があった。
それを憧れの眼差しで眺めつつ、安藤忠雄の弟子が作ったマンションにも憧れながら育った私です。
外国の建物、というよりは、外国風に一生懸命作った日本の洋館建てが大好きなのです。
今の洋館風とは違うのは、ないものを一生懸命その時できるすべてで作った感じが好きなんだろうなあ。
大学院の時の恩師が芦屋や深江の洋館を研究していて(本職は全く別なのに!)
そのお供をさせてもらって、深江の洋館に連れて行ってもらったのも懐かしい。
もう消えゆくものだと思うけど。
クートラスも胸が詰まるほど好きですが、
建物が本当にたまらなくって、戸に、ガラスに、ドアノブに、
カーテン越しの光に、窓枠に、いちいち居ても立っても居られない気持ちになりました。
撮影したらダメなので、もう覚えておくしかない。
(でもフリーの冊子もあったから大丈夫!)
池に出るドアは小さめで、着込んで、大きなカバンをもった私は、
ドアに挟まりそうになるし、何かと小ぶりな作りなところが多いのも可愛いし、
まるでヨーロッパのような石造りの回廊やテラスは圧巻。
一番好きなのは、かつての温室につながる回廊。
おとぎの国のようだった。
中の写真を撮ったらダメなのを知らなくて
一番大きなカメラをはりきって持って行ってちょっとがっかりしたけど、
おかげでこんなに綺麗な夕暮れが撮れました。
年末、どうしても八ヶ岳に行きたかったけれど行けなくて部屋の壁に八ヶ岳の森の写真を飾っているのですが、
久々に山の木に会えた気分。
木、どんな形をしている時も好きですが、冬の枝は特に好き。
寒い寒い時期にでも芽が先についているのを見るとなんとも言えない気持ちになります。
ちょっと寂しい気持ちにもなるんだけど、それでも春の予感の予感を感じさせながら、
美しい枝ぶりを見るのが好きです。

私にとって去年の11月は本当に怒涛のような一月で、
それを無事乗り切った後の12月の腑抜けた感じは、思い出して初めてわかること。
12月はひたすら文字を書いて過ごし、ほったらかしにしていた日常のあれこれに追われたり、
どこかに行ってしまった食欲を探しながらの毎日でしたが、
今振り返ると腑抜けていたなあと思います。
そりゃまあそうだと思う。
年末年始はゆっくり過ごし、友達に長いメールを書いたりして、
2016年を無事クロージングしていました。
冬休みの間のあれこれとこのクートラスの個展への
小旅行(片道1時間)と、今しているバレンタインの準備が佳境に入ってきたことで、
年が明けたような気がします。
11月にベロニカに出会ってから、ほぼ毎日のようにペンで文字を書いています。
その最中の日記は残っているけど、結構必死で頑張りました。
きっとカリグラフィーはなかなかものにできないと思うけど、
amegraphyをこのペンで書くことはクリアできたと思うので、
今はその文字を来月のイベントのために書いています。
どうにかバレンタインのイベントに間にあわせることができた〜。
よかった!!
すこし早いかな、と思わないでもなかったけど、
でも、今の一番で勝負がしたい。
私のサインペンの文字は安定してるから、失敗はないけど、
でもせっかくのこの機会、そして今年はこれで新しい世界を作りたいと思っている
この字で作りたいなあと思ったのです。
練習のついでに日めくりカレンダーに文字を書くのもだいたい日課。
(まだ今年は13日だけど)
毎日は書けてないけど、何かあった日は今の所かけている。
もったいないけど、とっておいたところでいつか捨てる日がくるだろうし、
(これまでに散々そんなことを経験してる)
これはあげられる人にはあげたいし、(お誕生日とか記念日とか)
どんどん使おう、と決めたのです。
何もかも素敵だから、私の字が引き立つのもいい感じです。笑
これを自分の写真でしたい、とかねがね思っていますが、
(チビちゃんの写真に文字を書いていたように)
今年こそは!
今年こそは!なことが多い2017年です、、、