3月、(正しくは2月の終わりだったかも)念願のものを自分に買ってあげた。
ちょうどその予算のギフトカードが手元にやってきたからです。
それはシステム手帳。
そう、何度も挫折したからもう手を出すまい、と思っていたシステム手帳。
最初に文房具屋さんで見たのは何年前だったか、その美しさとカッコよさに、そのお店に行くたびにいつも足を止め、サンプルを手にし、一頻り考え、諦めて何度も何度も棚に戻してきた物。
なぜ諦めたか。
1、システム手帳が継続して使えたことがない(とはいえ学生時代)
2、サイズが豊富すぎて決められない
3、革の種類が豊富すぎて決められない
4、細分化されすぎてそうで使いこなせないかもしれない
5、中に入る紙の量が少なそうに見える
6、ノートでなくこのファイルにする意味が明確でない
7、このシステムが継続して提供されるか不安
8、リフィルの値段が適正かどうか判断できない
などなどが私の懸念でした。
1に関しては、わたしはここ数年で1年を通して1冊の何でもノートを活用する、ということに成功し、身の回りから余分な紙ものやメモの類が減ってシンプルになっています。本(amenote)にもかいているけれど、MDノートです。
2と6は、ノートとは違う大きさにすることで、ファイルにする意味を見出せそうです。さらには自分の好きな紙を挟み込めるメリットもある。
4に関してはむしろ1冊のノートのなかでごっちゃになって困るものを抽出して使えば良いのではないか、と思えます。
7,8に関しては、これって運命かなと思うのだけど、このファイルは私が愛してやまないMDノートと同じ会社が作っていたのです!試しにリフィルだけ買ってみたけど、決して高すぎないし、書き心地も良い。そして、出会ってもう数年。売り場からなくなることはなかったし、このシステムがなくなることもなさそう、とMDノートの人たちで出会ったおかげでなんとなくそう思える。
あー、もうこれは運命よ!と、わたしはいそいそと買いに行き、ほくほくと使い始めています。
まだ3つくらいのプロジェクトを挟んでいるだけ。
プロジェクトマネージャーというリフィルがよくできていて、高すぎない(ここ重要)仕切りの紙でプロフジェクトごとに仕切れるのです。そこには進行具合とかも事細かに書き込める部分があるのだけど、おそらく私にはこれは不要そうなので、ただの仕切りとして使うことになりそうですが、きっちり細かくプロジェクトを持っていて整理でいる人にはたまらないギミックなはず。
あと、偉そうに心配していたのが、とっても素敵なんだけど、それが故になんちゃって海外風というか、なんちゃって高級風だといやだなーと思っていたのですが、それはなかった。
そんな疑いを持っていて申し訳なかった、と思うくらい。
文具が好きで、デザインが好きで、海外のもグッドデザイン(多分日本のものも)が大好きな人たちが作っているんだろう、というのが端々に感じられて、使うたびに幸せな気持ちにさせてもらってます。
なんていうか、、、「そうよね!!!」みたいな共感。
隅々まで、意味のない外国風にならないように気配りがされているように感じて、痺れています。
このファイルが散逸しがちなわたしの思考や情報をうまくコントロールしてくれますように。
draw today, shape tomorrow
これはplotterのコンセプトですが、まさに、という感じで、その心意気をひしひしと感じながら今年の自分の羅針盤にしていきたい。