空也の最中

憧れのお菓子が二つあって、ひとつはオーボンヴュータン、そして空也の最中、と朝IGに書いて出かけたらお昼過ぎにお茶のお兄さんから電話。
「なにしてるの〜?」
「大阪から帰ってきたところ」
「空也の最中、食べたいんでしょ?」
「!あるの??」
「ひとつだけど、おいでよ」
と、お誘い。
高校生のころ、きっと家庭画報とかそういう雑誌で見たのだと思うけど、
ずっと憧れていたお菓子。
ずいぶん前、10年以上前、東京に行くときに予約の電話をしてみたけれど、
直前だったので予約はもちろんできなくて、そのままあきらめてしまった私にとっては
幻の最中。
書いてみるものね、、、、
ありがとう、お兄さん。
とってもとっても上品な、おいしい最中でした、、、、

ラッキーにも日曜日とは思えないゆっくりウーフで、おいしくお茶を入れて頂いて
最中と一緒にいただき、ついでに店内を撮影をしたり、おしゃべりをして
ゆっくりくつろがせてもらう。
人間関係は信用の連鎖だと思う。
あの人が信用しているこの人だから大丈夫、というふうに。
わたしにとっては大西さんが「あの人」であり、
たぶんわたしは大西さんが信用してくれている「この人」として、
大西さんはいろんな人との架け橋となってくれていて、しかも、少々無防備なわたしにとっては
時に防波堤にもなってくれる頼りがいのあるお兄さんで、いわば「大西チルドレン」だと思っています。
そして数年前からお店で働くかわいい人とも仲良くさせてもらって、
好きなものがほとんど同じなので、時々一緒に出かけるのがとても楽しみ。
いろんなことをいつもたくさんたくさん話せて、それが本当に楽しみなのです。
そんな二人がいつもいてくれるお店だから、ちょっと疲れたときにひとりでふらりといっても、
大切な人をおつれするのも、やっぱりいつもここになってしまいます。
二人もそうなのだけど、大阪でできたそんな場所の人たちのほとんどは
私の職場にも来てくれていました。
今も、もう帰ってこないの?ときいてくれます。
それは本当にうれしく、自分がしてきた事の結果であり、信頼関係だから、
それ以上に嬉しい事はないのですが、たぶん、大阪の職場には
少しお手伝いに戻る事はある可能性はでてきたけれど、もう自分の場所ではありません。
ここで、そんな風に信頼し合える人たちとまたそんな関係を作っていきたい。
でも、気づいたらすぐ側にはそんな人たちはまだあまりいない。
なにかというと大阪に出てしまうから、、、、
ゆっくり、ゆっくりでいいので、こちらに自分の場所をまた作っていこうと思っています。