写真

いっぱいいっぱいになって、ちょっと機能停止してしまい、
その後夢から覚めたあとみたいなときに素敵な人に出会いました。
とっても素敵な写真を撮る人。
わ、た、し、も、そ、ん、な、し、ゃ、し、ん、と、り、た、か、っ、た!
と言ってしまいそうになる人。
そんな人が2人いるのですが、彼女はそのうちの1人。
ちょっとジェラシーにかられるくらい。
実際に会った彼女は、かわいらしく、丁寧で、繊細で、
控えめで、でも、揺るがない何かがあるのを感じさせる、
本当に素敵な人でした。
初めまして、の人と待ち合わせをして会うのは久々。
ちょっとどきどきしながら、大好きな場所で待ち合わせをして、
緊張しながらもたくさんお話をし、
場所を変えよっか、と外に出て、
あ!寄り道をしてもいい?ときいたら、もちろん!とお返事。
実は欲しかったブローチがあってね。
もう個展は終わってるんだけど、もしかしたらまだあるかなあと思うから
寄ってもいい?って聞いたら、彼女が、!ってコートの胸元を見せてくれました。
わたしもその人のブローチ、買いにいったの!
そうなの?!まだあるかなあ?
どうだろ、いってみよ!!!
って興奮気味で階段を上って、ドアを開けたらそこには静かにいくつかの
ブローチが待っていてくれて、まるで高校生みたいに(すいません、、、図々しい、、、)
きゃあ!とはしゃぎながら二人でブローチを見て、
これも欲しかったの、あれも欲しかったの、でも、あれが欲しかったよね!!!
と、本当にきゃっきゃ言い合って、わたしは、無事、残っていたらいいなあと思っていた
あれを手にすることができました。

そして、そのまままた寒い海岸通を西へ。
友人がいる大好きな場所にお茶をしにいきました。
正確には、友人の友人、なのだけど、いつも好きなひとといく場所。
いつも明るい気持ちにしてもらえる。
私たちの様子をそっと見ていた彼女が、どういうお友だちなの?って聞いてくれたので、
写真友達でさっき初めてあったのよ、というとびっくりしながら、大笑いして
そんな風にみえないよ!と言ってくれました。
確かに、好きなものも、好きな景色も、触ってきたカメラもとっても似ているから、
わたしたちは、あのカフェからこの場所までの間に、何年分もの思い出と経験と気持ちを
一気に共有したのだと思います。

いろんな人の輪がいくつもいくつも重なって、会うべく時に会えた人、という気がします。
私には撮れないすごい写真達。
ちょっと前だったら本当にジェラシーでどうにかなってしまいそうな写真を
たくさん見せてもらって、本当にすごい、と思いました。
そんな人が、わたしの写真を好きって言ってくれるのを、
内心ほんまかいな、と疑いながらも、でも素直にとても嬉しくて、
そして自分の写真のことを考えることもできて、本当に夢のような時間でした。
ほしちゃん、ありがとう。
わたしは、あんな写真が撮りたかったなあ。
だから彼女の写真がもっと見たいのです。
http://hitotsu-hoshi.tumblr.com