人生の一時、親切にされたらそこには必ず裏心、みたいな環境に身を置いていました。
先輩も後輩も同期も信用ならない中で、それでも仲良く、
しかも1日の大半を共に過ごさないといけない、なんていう
なかなかしんどい毎日でした。
すっかりそんなことを忘れていたけど、
なんかいやな事を言われた気がする、、、、と、
また最近だいぶたってから気づくように。
随分鈍くなってしまったようです。
あの頃は最後の方は、いやな事言われたら、そのときに気づけたのになあ。
まあ、鈍くなっているのは、それはそれで幸せな事。
気づかないままだったらもっといいのだけど。
それとは逆に、自分ではさして気に留めていなかった事を、
気にしいのあなたにあんなことを言ってごめんね、と
最近、親しい友達に3人続けて謝られてしまいました。
それはそれで、わたしに反省しなければ行けない事が多々あるような、、、
経験でやっと学んだ事は、
嘘をついたり些細な事を隠す人は、友達ではない、ということ。
気づかないほど上手にだましたり、上手に隠したりする人もいるだろうけど、
それは別格として。
こんなところ、はやく突き抜けてしまいたいなあ。
そして今日、思いがけない訃報を聞きました。
お仕事で半年に一度くらいお目にかかる人。
最後にあったのは2月だった。
今でも覚えている。
二言三言、言葉を交わし、あ、そうだ、と思い出して、
いつも送って下さる素敵な物のお礼を直接告げたら、
なんのなんの、と笑って、また半年後に、と元気なお姿を見送ったのに。
それが最後になるなんて思いもしなかった。
もうこの人に会う事はないだろう、なんていう思いで
別れる事はそうそうない。
あるとしたら、それはとても辛いことです。
もう会う事はないかもしれないけど、また会うかもしれないし、
また会えるつもりでいる。
でも、予感なくもう会えなくなる人もいる。
それが自分の身に起きてもちっとも不思議な事ではない。
だから楽しい事、幸せな事、大切な事を思って生きないとなあ、
と、もやもやした思いを追い出す事にしました。