夏の終わりの気配

急に秋の気配。
ちょっといったん涼しくなっただけだとは思うんだけど、
その、いったん、の間にも季節は進んで、逆戻りすることはそうそうない。
確実に夕暮れは早まり、秋の気配が漂い始めています。
とはいえ、暑いときは暑いんだけど。
それでも夏が大嫌いなわたしですら夏が終わるなあ、と一抹の寂しさを抱いたりする。
でもお彼岸までは暑いのは分かっているから、そんなセンチメンタルな気持ちになるのは
涼しい夕方だけのことです。
そして今年はいつもよりだいぶ早くにカレンダーを作り始めているので、
(当初の予定ではもう刷り始めているはずなのだけど、、、)
ちょっと季節感が狂っている気もします。
いつもはこの作業は秋で、すっかり涼しくなってから。
その年に撮った写真を何回も何回も見直して、ピックアップしていく作業。
ある程度はフラッグをつけているし、撮ったときにこれはカレンダーにしよう、と
決めているものもあるけれど、実際いくつか選び始めたら
これ、と決めた写真と写真の間をつないでいく写真が必要になってきます。
それはもう一度、何百枚も見直しながら見つけていく。
早回しにしながら映像を見るような感じで、ひたすら見続けて、
記憶と目が一致した写真を選ぶような感じです。
その作業は一年を振り返るようで、楽しく、ちょっと苦しく、でもきっと好きなのだと思います。
そんなわけで、汗をかきながらもう一年を振り返っているのでちょっと変な気分。
ファッション業界の人はもっと季節感が不思議な事になっているんだろうなあ。
わたしは自分の写真が特別いいってわけでないことを残念ながら自覚しているのですが、
自分の作るカレンダーは、実は結構好きです。
自分が撮った写真を飾る事はほとんどないけれど(ちびちゃんは別ですが)
カレンダーは飾っていられるし、IGでいろんな風景の中に飾っていただいているのを見ると、
恥ずかしいより先に嬉しい、というのが勝ります。
だから結構好きなんだなあと思う。
もしかしたら紙の質感もあるのかもしれない。
これがもっとつやつやした紙だったらちょっと照れくさい方が勝るかもしれません。
それにしても、わたしは木の写真が好きみたい。
今のところ4枚も入ってしまっている。
昨日のアクセスがとっても多かったので、カレンダーの事、もう少し書いて置きます。
カレンダーは今年もサイトでも販売できるようにしたいと思っています。
11月にはお届けできるように受注予約販売にしたいと思っています。
(そういえば毎年、わたしのは最後でいいですからね、とか、今年中に届けばいいですからね、と、涙が出そうなお言葉を頂いたなあ、、、、涙)
去年の暮れの通販があまりにも複雑になってしまって、
発送もギリギリになってしまったり友達にも随分無理なお願いをしてしまい、
いろいろ反省したので、それ以来通販をチェックアンドスライプさんにお願いしていますが、
カレンダーは久々に手作業でできたらいいなあと思っています。
まだ分からないのですが、カレンダーは今は唯一ハンドメイドなので
これはお届けまで自分でしたい。
あの地味な作業、実は好きだったなあと思い出しているところです。
そしてお皿はチェックさんで販売していただく予定です。
別々になってしまって申し訳ないのですが、それぞれまたご紹介するので
どうぞよろしくお願いします。