去年の写真は去年のうちに

去年の写真は去年のうちに、と思っていたのに、結局整理しするところまでで断念。
いろいろ思ったこととか書きたかったことがあったのに、
年を越したら細かいところは忘れてしまいました、、、、
昔からこんな性格なので、時間の連続性が保つが難しい環境になると
ちょっとはらはらします。
一つのピリオドでそれはそれ、と区切りがついてしまうみたいです。
年が明けたら、まずしておきたいことが、美術館にいくこと。
行きたかったのはモランディの展覧会。
舟越桂→ティルマンス→クレー→モランディと、夏からずっと行きたい展示が続いている。
数年、しばらく美術館や映画館から遠ざかっていたので、
この変化はとても嬉しいです。
(マグリットも行きたかったけど、、、、)
”目に見えるものは描ける”
そんな言葉が書いてありました。
私もいつもそう思いながら描こうとしています。
私は決してうまくはないけれど、目の前にあるものの形をどうにかして描き止められないかなと思って絵を描いています。下書きなしの一本線。
そこに好きなものの好きな理由が描き取れていたらいいなあと思っています。
そしてものには輪郭の線はない、というのも昔から思っていること。
絵を描くとき線で表すけれど、本当は線はなく、輪郭があるだけ。
輪郭は光と影の境目なのだと思うけれど、それをそのままに描くことは難しい。
モランディの絵画では、同じモチーフが違う手法で繰り返し繰り返し描かれていました。
何十年にも渡って。
そしてその世界は、多分多くの人に影響を与え、回り回って私にまで影響を与えてきていたんだなあ、と思って楽しみました。
今週もう一度見に行けますように!!!
帰ったらモランディごっこをしようと思っていたのに、
(お気に入りの静物を並べて写真を、と思って)
まっさきにフェルトをちくちくし始めてしまいましたが、
フェルトも見所が少し変わったのか、とってもリアルなチビができて
嬉しくって調子に乗って作り続けています、、、、、